【レビュー】XREAL Beam Proでできることは?使用感・機能解説!
XREAL Beam Proとは?
「XREAL Beam Pro」とはARグラスXREALに接続することでAR体験を向上させるための最新の拡張デバイスです。前モデル「XREAL Beam」から大幅な進化を遂げています。
本製品の主な特徴は下記です。
本記事では前モデルと比較しながらXREAL Beam Proでできることについて解説していきます!
ARグラスXREALのレビューは下記をご参照ください!
前モデルとの主な違い
対応アプリ
前モデルでは、別端末にAPKをダウンロードしてからBeamに移行する必要がありましたが、Beam ProはGoogle Play ストア対応のため、より簡単にアプリをインストールすることができます。
YouTubeやChrome等の公式アプリが入れられるようになったのは大きいです!
操作性
基本的には前モデルと同様ポインターでの操作となりますが、Beam Proにはディスプレイ搭載のためタッチパッドでの操作や文字入力が可能となっています。
アプリ起動に関しては前モデルよりもスムーズに起動し操作にもたつきがない印象です。
前モデルではポインターでの文字入力が面倒だったのでディスプレイ操作できるのは、ありがたいです!
画面出力非対応
前モデルのBeamでは、Switchなどの他デバイスの画面をARグラスに出力機能がありましたが、Beam Pro非対応となっています。
あくまで内部アプリの表示に特化しており、他デバイスの画面出力はサポートされていません。
2つのアプリを二画面で表示
Beam Proでは画面を仮想空間に固定しながら、2つのアプリを同時に起動することができます!
動画サイトを開きながらWebブラウジングなどが可能になります。
空間カメラ
臨場感あふれる3D写真や1080pの3D動画を撮影できる空間カメラが搭載されています。
これにより、従来のカメラでは表現できない立体的な映像を簡単に撮影できます。
ブログ臨場感を伝えきれないのが残念です。。。
ぜひ一度体験して見て欲しいです!
良かった点
Google Play ストアに対応
前モデルではapkからインストールしても起動しないアプリも多くありました。
しかし、Beam ProではGoogle Playストアに対応したことにより多くのコンテンツ楽しめるようになりました!
単体でできることの幅が広がった
前モデルでは他デバイスと接続して使用する必要がありましたが、Beam Proは単体で様々なコンテンツを楽しむことができます。
持ち運びや操作がさらに簡単になったため、どこでも手軽にAR体験を楽しむことができるデバイスとして重宝しそうです!
3D映像の可能性
3D映像は思ったより臨場感がありました。
ARグラスが普及することによって映像コンテンツの今後が大きく変わるかもしれません。
映画やゲーム業界等でより没入方のコンテンツが増えることを願っています!
残念だった点
画面出力非対応
Nintendo Switchの画面をXREALで出力するためにBeamを愛用していたのですが、その機能がなく残念に感じました。
他デバイスの画面を出力するのがメインの方は前モデルのほうが良いかもしれません。
生体認証非対応
指紋・顔認証等は非対応です。ロック解除する際は、PINかパターンでの解除が必須になります。
sim非対応
見た目は完全にスマホですが、simカードを入れることはできません。
よって外出先で使用するためにはWi-Fiを利用するか事前にコンテンツをダウンロードする必要があります。
メイン端末での利用は難しそうですね。
本体側面にsimトレイらしきものがありますが、microsdカードを入れるものです。
まとめ
XREAL Beam Proは、本体だけで多くの機能を使えるようになり、特ににGoogle Playストア対応やマルチタスク機能が魅力的に感じました。
しかし、他デバイスの画面出力を重視するユーザーには、前モデルのBeamが適しています。
用途によって使い分けてみてはいかがでしょうか?
項目名 | Beam | Beam Pro |
---|---|---|
アプリのインストール | Google Playストア対応 | apkファイルのインストール可 ※対応していないアプリが多い |
文字入力 | 画面上で入力可能 | ポインター操作での入力 ※wiiリモコンで入力するイメージ |
他デバイスの画面出力 | 対応 | 非対応 |
空間カメラ撮影 | 非対応 | 対応 |