【レビュー】耳への圧迫感ゼロ?SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン

はじめに
近年、耳を塞がないオープンイヤーイヤホンが注目を集めていいます。
(骨伝導、空気伝導、耳掛け型、イヤーカフ型など)
本記事ではコスパが高いことで人気のSOUNDPEATS製「CCイヤーカフイヤホン」の使用感やメリット・デメリットを解説します!
※正式名称はSOUNDPEATS 「PearlClip Pro」です。
結論
耳への負担が少なく
想像以上に音質もいい

おすすめな方
外観や特徴
本体


イヤホン本体の耳と接地する部分は、肌に優しいシリコン素材が使用されています。
また約6.1gと非常に軽量で耳に負担をかけずに長時間使用する事ができます。
ケース
ケースも約47gとかなりコンパクトで携帯性に優れています。


また、光沢仕上げにも関わらず指紋や皮脂が目立ちにくい印象です。
Open Fit Airとの比較


参考程度にSHOKZ「Open Fit Air」との比較も載せておきます。
項目 | CCイヤーカフイヤホン | Open Fit Air |
---|---|---|
イヤホン本体(片耳) | 約6.1g | 約8.7g |
ケース(イヤホンあり) | 約47g | 約73.8g |

つけ心地
装着・つけ心地
イヤーカフ型は、耳を挟むだけで簡単に装着可能です。
※慣れれば片手でも簡単にできます。
軽量かつ耳との接地面積が少ないため3時間くらい使いっぱなしでも問題ありませんでした!

私自身皮膚が貧弱すぎて外耳炎になりやすいので重宝しています!
ずれやすさ
形状記憶合金を採用したワイヤーにより、外ずれにくい設計となっています。
首を振ったり軽いランニングに使用しましたが、落ちる気配は全くしませんでした!
マスク、眼鏡との干渉


耳掛け型だとどうしてもメガネやマスクと干渉して絡まったりするのが地味にストレスでした。

イヤーカフ型だと干渉なく取付、取外ができるのもポイントです。

耳掛けだと調子が悪いと耳の根本が荒れるのもネックでした。

音質
本製品は12mmデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しておりクリアな音質と迫力のあるサウンドを実現しています。

ダイナミックドライバーは、強力な磁場によって振動板を駆動し、歪みを軽減しながらもパワフルな音を再現する技術です。
補足
10mm以下:中高音の表現が得意
12mm以上:重低音の表現が得意
音楽視聴

オープンイヤーなのに思いの他、重低音がいい感じです!
ぜひ店頭で試してほしいです。
オープンイヤー型ながらも低音がしっかりしているイメージでした!
また、中高音もバラスがよく透明感のある聞き心地です。
動画視聴
電車内などの騒がしい環境下でも問題なく会話や動画の音声がクリアに聞こえます!
特に、ダイナミックドライバーの特性が生かされ、臨場感あふれる音場が魅力的です。

オープンイヤーなのに思いの他、重低音がいい感じです!
ぜひ店頭で試してほしいです。
ノイキャンマイク
AIノイズキャンセリング機能を搭載しており、周りの雑音をカットしてくれます。

YouTubeで環境音を爆音で流し、エアコンが直で当たる環境で収録しましたが、見事にノイズをカットしてくれています!
音漏具合
独自の音漏れ対策技術により、オープンイヤーにしては抑えられている印象です。
静かな場所でどのくらい音漏れしているのか検証してみました。
音量 | 音漏れ具合 |
---|---|
40%以下 | 聞こえない |
50%〜60% | 周りが静かだとかすかに聞こえる |
70%以上 | 曲がわかる程度には聞こえる |
静かな場所では音量は40%以下で事足りるので問題ないと思います。
また、ちょっとうるさい場所でも60%くらいまで十分聞こえるので許容範囲です。
※70%以上にすると結構聞こえますが、そこまで音量上げる場面はないと思います。
専用アプリ「PeatsAudio」
視聴モード

専用アプリを使用することで、各モードの切替が可能になります。
・ゲームモード:低遅延に特化し、音の位置や細かな効果音をクリアに再現
・モービーモード:広がりのある臨場感を強調。

特に映画鑑賞は音の広がりを楽しむことができました!
タッチコントロール操作

タッチ操作のカスタマイズが行え、自分好みのおすすめ設定に変更することもできます。

イヤホンでの操作は好みではないので無効にしています。。。
おすすめの設定

その他の機能から「音声ガイダンスの言語」「通知王の音量調整」を設定することができます。
※初期設定だとガイダンスの音が大きいために小さくすることをオススメします。
その他便利機能
マルチポイント接続対応
複数のデバイスと同時接続可能で、パソコンやスマホの切替がスムーズに行えます。
防水性能
IPX5準拠の防水性能を備えています。(少し水が掛かる程度に耐性)
※お風呂など高湿度環境での使用はおすすめできません。
LR自動切り替え

イヤホン自体の形は一緒のためケースに入れた時点でLRが決まります。
向きを気にせず、収納できるのが特徴です!
個人的によかった点
コスパ最強
一万円以下で音質、軽さを求めるなら十分すぎると感じました。
また、ムービーモードも楽しめて、外出先では重宝しています!

どこでも映画を楽しめるARグラス×CCイヤーカフイヤホン
しばらくはこの運用になりそうです。

耳にとにかく優しい
耳に接する面積が少ないかつ、シリコン素材なので貧弱耳でも長時間利用することができました!
改善点
ワイヤレス充電非対応
他のインフルエンサーの方も言及してますが、ワイヤレス充電非対応なのは少し残念でした。
ただ、アダプターをマグネット化し充電を簡易的にする方法はあるので気になる方は下記をチェックしてみてください!

充電中の挙動?
私の環境だけかもしれませんが、ケースに本体を閉じた際はちゃんとBluetoothが切れるのですが、ケースを充電するとデバイスと繋がってしまいます。。。

今後のアプデに期待です。
まとめ
SOUNDPEATS 「CCイヤーカフイヤホン」は、耳への圧迫感ゼロを実現しつつ、コスパ、音質、装着感といった各面でバランスの取れた製品でした!
ぜひ実際に使用してみて検討していただけると幸いです!

